理事長挨拶

一般社団法人 日本臨床栄養協会 理事長 多田 紀夫一般社団法人 日本臨床栄養協会 理事長 多田 紀夫

臨床栄養、そして人間栄養学の研究、研鑽を通じて、あらゆる世代の住民が、その育まれた環境の中で、よりよい生活様式を選択し健康長寿が達成できるシステムや人材開拓に関与していくことを目的としたいと思います。

 日本臨床栄養協会は1979年 医師、栄養士等による臨床栄養の研究、研鑽を重ねる会として設立されて以来2019年に40周年を迎えました。本協会は臨床栄養に関る研究を助成、育成するためのプロジェクトの編成や、資質向上のための学術大会などを通じ活きた栄養学を確立し、医療の発展に寄与し、国民の健康の維持・増進に貢献したいと願い、歩んできました。

 2001年9月には薬剤師やサプリメントを扱う人達の参加を仰ぎ、正しい栄養情報を国民に伝えていくことを目指して日本サプリメントアドバイザー認定機構を立ち上げました。さらに、 2012年4月からは栄養情報担当者(NR)事業が移管統合され、保健機能食品およびサプリメントに係る様々な相談に対応し、かつ適切な指導ができる担当者を輩出する新統合資格『NR・サプリメントアドバイザー(NR・SA)』が創生されました。

 理事長を拝命して思うことは協会としての学術活動と機関誌の発行をこれからも継続していくことと、NR・サプリメントアドバイザーの維持と拡充にいそしむことの2点であります。

 学術活動については、栄養士の卒後教育に繋がる学院構想を堅持、発展させることを念頭としています。現在、私たちの協会は医師、栄養士、薬剤師をはじめ、多くの研究者、また行政担当者など多岐にわたる方々で構成されておりますが、多種職の連携による包括ケアシステムを拡充することの重要性も感じております。そして、その矛先は地域住民にあり、既存の教育機関、医療機関、行政機関とのつながり、そして特に日本栄養士会との業務連携の中で達成していければよいと考えています。中でも、栄養士の地位向上と職能・職域の広がりは大切です。それが、我が国民の食育の基盤となるだけでなく、長寿社会を迎えてのフレイル予防、在宅医療の根幹となるからです。そうして医師、薬剤師、ケアマネ、リハビリ関連者との深い連携が生まれていきます。

 医療は地域に在住する人々のためにあり、地域の風土の中で派生した病態をその風土の中で持てる医療資源を集簇し治療すべきであるという考えがあります。そして、多職種の医療連携の重要性とセルフケア、セルフメディケーションの概念の普及が大切となります。その中心にあるものは、国民の食事の改革であります。日本臨床栄養協会は日本食の伝統を鑑みながら国民目線の食事のあり方を提示し、さらに保健機能食品等の開発と普及に少しでも貢献できる組織であるべきであると思っています。何卒、よろしくお願いいたします。

副理事長挨拶

副理事長 久保 明

本協会会員視点の徹底と深化。それが今回副理事長就任における決意です。
4500名を超える会員の先生方と、数多くの協会プロジェクトをマッチングさせつつ次世代に継承することが求められていると思います。多田理事長、4名の副理事長、そして事務局によって本協会の”みえる化”と発展に尽力いたします。橋詰名誉理事長、小沼前理事長、NDT編集に汗した清水元理事、篠塚、田中理事など、数多くの方々への感謝を結果へ結実させます。

副理事長 久保 明

副理事長 戸田 洋子

日本臨床栄養協会の設立趣旨である医療技術者が専門性を活かし、手を結べば何ができるかを常に考え、資格を活かして人々のために役立ちたいと願い活躍できる場づくりを目指している方々と共に活動したいと願っています。
日本臨床栄養協会において、チームワークを大切にして、職能・職域の開拓をめざし、専門性を発揮して患者の信頼を得られるような活動を共に積極的に歩みたいと考えています。

副理事長 戸田 洋子

副理事長 脇 昌子

この度、新たに日本臨床栄養協会の副理事長の任を頂きました。本協会近畿地方会やサプリメントアドバイザー認定事業などに、その発足の時から参加させて頂いてまいりました。
本協会の発展の軌跡と私自身のキャリアの重なりを改めて感じています。これから多田理事長の下、本協会の理念に根差した発展と刷新を目指して、心新たに、一段と努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

副理事長 脇 昌子

副理事長 鷲澤 尚宏

このたび、副理事長を拝命いたしました鷲澤尚宏です。医療に関係する栄養管理には通常の経口摂取以外に静脈栄養や経管栄養を応用することと、それに携わる医療職の連携が欠かせません。私は外科医ですので、やや特殊な栄養法を研究し、これを応用したプランニングができる医療職の方々を応援したいと考えております。また、世の中の変化の呼応できる協会運営を縁の下から支えたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

副理事長 鷲澤 尚宏