日本サプリメントアドバイザー認定機構-- 日本臨床栄養協会 --
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第4回NR・サプリメントアドバイザー交流研修会開催報告

主催:日本臨床栄養協会コミュニケーション室

日本臨床栄養協会では、具体的事例に参加者同志が考えを出し合い、講師・ファリシテーターを交えた相互の意見交換を通じて、生活者に正しく情報提供のできるNR・サプリメントアドバイザーを目指すことを目的として、交流研修会を実施してきた。今回は第4回目となる研修会について報告する。

【過去の研修会テーマ】
◯第1回テーマ「事例からみたNR・サプリメントアドバイザーの役割とそのサポートについて」
◯第2回テーマ「健康食品による事故はなぜ起きるのか。〜起こさないためにNR・サプリメントアドバイザーができること〜」
◯第3回テーマ「健康食品関連情報の入手方法と解釈・活用方法」

■日時 2014年4月26日(土) 13:00〜17:30
■会場 日本調剤山手薬局3階会議室(東京都目黒区大橋2-22-45)
■参加対象者 NR・サプリメントアドバイザーとNR資格保有者
■テーマ 「私たちが求める食品表示とは」
■参加費 3,000円
■単位認定 NR・サプリメントアドバイザー更新のための10単位
■参加者 30名

<参加動機>

・食品表示に関する業務があるため。
・知識を深め、実践に活用する力を身につけるため。
・食品表示について一般の方々は何を求めているか、アドバイザーはどう考えているかを知るため。
・少人数制のため、内容の濃い充実した研修会になると思ったため。
・研修内容が興味深いテーマだと思ったから。
・アドバイザリースタッフ同士の交流の場が必要だと常々感じていたから。
・前回の交流会に続けて受講することにより、健康食品について考えてみたい。
・トクホや栄養機能食品の他今後のいわゆる健康食品に対しての表示の動向について詳しく学びたい。

<プログラム>

●進行 柿木孝志先生【日本臨床栄養協会情報部 コミュニケーション室長】

●第1部…講演(問題提起):堀 美智子先生
「食品の新たな機能性表示制度に関する検討会」(消費者庁)は、平成25年度から開始され、平成26年度中に結論を出し、実施することとしている。これは、現在の特定保健用食品制度及び栄養機能食品制度は維持しつつ、企業等の責任において機能性表示ができる方策について検討していくものである。検討には米国のダイエタリーサプリメントの表示制度を始めとする諸外国の食品表示制度の現状等を踏まえる必要がある。しかし、現行の日本の表示方法と諸外国では大きな差異があり、諸外国の表示方法をそのまま日本の基準に用いて良いのか、については様々な議論がなされているところである。また、米国のサプリメントの中には、微量成分がさも多く含まれているかのようにラベルに大きく掲載されていたり、副作用などの注意喚起が小さな文字で細かく書かれていたりと消費者が最良な判断をするには困難な物も多く存在する。
さあ、表示の問題点から消費者にとって本当に必要な表示とは何か、どうあるべきか、一緒に考えてみようと問題提起をした。
●第2部…グループワーク(5グループ)
 第1部で紹介した諸外国の機能性表示方法のあり方を踏まえ、消費者が正しい選択をできるようにするためにはどのような表示であるべきか、ファシリテーターを交えてグループ発表へと纏めた。
ファシリテーター ◇須田 良和先生【NR・サプリメントアドバイザー】
◇三橋 清治先生【NR・サプリメントアドバイザー/副作用情報室委員】
◇白根 尚子先生【NR・サプリメントアドバイザー/コミュニケーション室委員】
◇佐々木千里先生【NR・サプリメントアドバイザー/日本臨床栄養協会評議員】
◇伊藤真由美先生【NR・サプリメントアドバイザー】
  

●第3部…発表とまとめ
各グループでディスカッションした内容を発表し合った。


Aグループ:各分野への要望、どんな表示が必要かについてディスカッションした。

○国、消費者、NR・サプリメントアドバイザーへの要望
・(国)素材情報・加工方法などの表示の義務化、消費者教育の場の提供
・(消費者)正しい知識の習得
・(アドバイザー)正しい情報をストーリー性のある内容で伝えていくこと
○必要な表示とは
・国の評価を受けていない、治療目的の物ではない:新規マークの採用
・第三者機関の評価
・お客様フリーダイヤル
・副作用

Bグループ:健康食品と医薬品との区別を分かりやすくするためにはどのような表示にしたら良いかについてディスカッションした。

○問題点
・特に高齢者において健康食品と医薬品との区別がつきにくい
○必要な表示とは
・「薬ではありません」、「病気を治すものではありません」
・治療中の方は、医師、薬剤師、NR・サプリメントアドバイザーに相談すること
・副作用について確実な問い合わせ先
・原産国、原産地、主成分、上限量、摂取目安量
○その他
・中箱に添付文書を入れる(大きな字、色付けしたもの)
・ゼリー、グミなど形状で区別させる

Cグループ:日本において健康補助食品に表示すべきことは何かについてディスカッションした。

○必要な表示とは
・個別評価型ではない
・通院中・投薬中の方は、医師、薬剤師に相談すること
・摂取に不安がある場合は、NR・サプリメントアドバイザーなどの医療従事者に相談すること
・治療目的ではない
○その他
・大手メーカーが協力し、日本独自の表示の確立(エビデンスレベルを一定に保つ)

Dグループ:消費者が正しい選択及び購入をするために必要な表示についてディスカッションした。

○問題点
・消費者がサプリメントを選ぶ際に分かりにくい表示が多い
・誇大CMや広告により誤解を招くことがある
○必要な表示とは
・分かりやすいキャッチコピー
・一日摂取量
・サプリメントの実物サイズ
・リスク
・お客様相談室
○その他
・QRコードの利用(原料、原産国、トレーサビリティなど)
・国は基準作成、消費者の教育が必要
・第三者機関の評価
・売り場スタッフの資質向上
・消費者は知識向上

Eグループ:現行の表示方法を踏まえた上で健康食品に必要と思われる表示の内容についてディスカッションした。

○必要な表示とは
(機能性)
・作用部位、対象者、症状、摂取のタイミングや期間、成分名のハイライトや表示、企業の責任で評価した旨、医療従事者への情報提供(QRコード、HP)、薬ではない旨
(安全性)
・上限量、対象者、効果の無い場合受診のすすめ、JAS法などでの表示、相互作用、医療従事者への情報提供(QRコード、HP)、薬ではない旨
(消費者の自己責任)
・過剰摂取、飲み合わせ、医師への申告、表示をよく読む、食生活・生活習慣の改善
○その他
・媒体の利用(店舗POP、リーフレット、トレーサビリティ、第三者機関の立ち上げ(サプリメントGメン)

堀美智子先生からの総括
グループディスカッションの発表から、本研修会のテーマである「私たちが求める食品表示とは」の総括を堀美智子先生がまとめた。
・規制緩和により分かりにくい表示が増える可能性がある中で、新マーク作りなど消費者が正しく選択していくための仕組み作りが重要となってくる。
・消費者自身も見極める力をつけていく必要がある。
・原産国や副作用などについてはきちんとした基準作りを国が検討していくべき。
・現在、誤解を招く誇大CMや広告なども多いので、これらをきちんと取り締まる。
・NRサプリメントアドバイザーはサプリメントの第一人者として強気で頑張っていきましょう。
オブザーバー橋詰直孝理事長より
今回、オブザーバーとして本研修会にご参加いただいた橋詰直孝理事長より、日本のサプリメントの歴史や今後の規制緩和の問題についてお話をいただいた。また、NRサプリメントアドバイザーへのアドバイス、激励のお言葉もいただいた。
  


●第3部…交流会
研修会終了後に資格者同志の交流の場を設けた。始終和やかなムードで進み、様々な意見交換がなされていた。
  

次回開催について
 第5回NR・サプリメントアドバイザー交流研修会は下記のとおり開催します。
 日時:2014年11月16日(日)
 テーマ:「新機能性表示」私たちの取組み〜ケーススタディを中心に〜
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