
地産地消の食育活動を行う、とれとれ富士山代表社員・小櫛和子さん
地産地消の食育活動を行う、とれとれ富士山代表社員・小櫛和子さん
地域で地産地消の食育推進活動をしている中で、栄養についての正しい知識と考え方を学び、
また、NRになることで食に関連した最新の正しい情報を得ることがでれば、自身の活動に役立つと考えました。
私は、NR認定の最後の年の合格者です。 還暦近くなって、認定試験のための受験資格を取得するところからの久しぶりの受験勉強でした。栄養学の基礎から学ばなければならず、覚えることが多い上に記憶力が低下していたので、テキストを読んで、それを小さなノートに何度も書いて、時間があれば声に出して読みました。書いて声に出して読むこと、要点を整理して書くことが、効果があったと思います。
栄養やサプリメントについて、様々な情報があふれていますが、その情報について正しい判断をする為に、資格取得のための学びとその後の講習会は、とても役立っています。働き盛りの若い人たちの食生活で、気にかかる人には機会があるとアドバイスをしています。時々、若い人の中にも食生活に対して意識の高い人がいると嬉しくなります。
NRの資格取得のための勉強は、私にとってはかなり難しかったですが、21世紀の栄養学の考え方にとても共感でき、自分の目指している方向に確信が持てました。いくつになっても新しいことを学ぶのは喜びであり、合格できたことは自信につながりました。
NRを取得したばかりの頃は、この資格を知っている人が周りにいませんでしたが、最近はNR・サプリメントアドバイザーの資格が認知されてきたと感じます。私にとっては、日常の食生活、特に素材を生かした料理の大切さを伝えるための学びでした。栄養士、薬剤師の方々にとっては、食事の大切さを伝えながら、その中で不足しがちな栄養補給のためのサプリメントの適切なアドバイスや、使用している薬の複合作用を、わかりやすく患者さんに伝えていただける資格と考えます。
医療関係の方々に「食べもの」が、単に空腹を満たすものではなく、体や心に及ぼす力を再認識していただきながら、栄養士、管理栄養士、薬剤師の方々がダブル資格として学んで、食事についてやサプリメントについて、一般の人を適切にサポートしていただきたいと思います。